天体 | 支える力 |
惑星 | 電子の反発力(クーロン力) |
星間ガス | ガスの圧力(温度) (温度が低いと力は小さい。) |
原始星 | ガスの圧力(温度) (ガス雲が縮んでいくことで重力エネルギーを熱エネルギーに変えて温度を維持している。) |
恒星 | ガスの圧力(温度) (水素の核融合で熱を発生させ高温を維持している。) |
白色矮星 | 電子の縮退圧(しゅくたいあつ) (縮退圧:電子同士には言わば「なわばり」があって、2個を近づけようとする と、ある距離以下で巨大な力が働く。アイデンティティの発現とでも言おうか。 クーロン力よりも大きい。温度に依らない。) |
中性子星 | 中性子の縮退圧 (しかし更に圧力を上げると、さすがの電子の縮退 圧でも支え切れなくなる。電子は逃げを決め込み、陽子と合体して中性子になっ てしまう。中性子も電子と同じくフェルミオンといわれる粒子なので縮退圧が 働く。その力は質量が大きいぶん 電子のより大きく、より重い力に耐えられる。) |
ブラックホール | なし (しかし質量がそれより大きい場合、最終的には重力が勝ち、星は1点まで収縮し、ブラックホールに なってしまう。 |