シンポジウムには多数(104名)のご参加を頂き、ありがとうございました。

おかげさまで理研ならではの多種多彩な内容になったと思います。
みなさまお楽しみいただけたのではないでしょうか。
さて、頂いた発表資料は下のプログラム部分にリンクしてあります。どうぞ復習にお役立てください。
(世話人 2012.11.27)


理研シンポジウム「宇宙線の発見から100年、X線天体の発見から50年」

理化学研究所(和光)大河内ホール
2012年11月27日(火)
10:00-17:30
18:00- 懇親会(広沢クラブ) 3000円

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印刷用ポスター(3.2MB)

プログラム(印刷用pdf)


<趣旨>
 今年2012年は、ヘスによる宇宙線の発見から100年、ジャコーニらによるX線天体の発見から50年にあたる。
理研は、仁科芳雄や小田稔を始めとして、これら両分野で黎明期から先駆的な研究を行ってきており、
日本におけるこれらの研究の発祥の地ともいえよう。また理研が中心となって運用している全天X線監視装置MAXIも、
軌道上で連続観測を開始して3年になる。本シンポジウムではこの記念すべき機会をとらえ、理研の歴史的貢献を
レビューするとともに、「宇宙」を縦糸、「理研」を横糸として、未来に向け新しいサイエンスを紡ぎ出す契機としたい。
(※各分野のプロジェクトの紹介ではなく、サイエンスと夢を語って頂きます。)

プログラム

座長:常深博
10:00-10:10 (10+0)
シンポジウム主旨説明      松岡 勝 (理研)

10:10-10:40 (25+5)
宇宙線の特性の研究、ミューオン発見秘話  西村 純 (元宇宙研所長)

10:40-11:05 (20+5)
宇宙X線 の50年(1)   牧島一夫 (理研)

<休憩>

座長:海老沢研
11:20-11:45 (20+5)
宇宙X線 の50年(2)       河合誠之 (東工大)

11:45-12:05 (15+5)
MAXIで見た全天のX線天体の活動    三原建弘 (理研)

12:05-12:35 (25+5)
宇宙生物学のこれから          中野明彦 (理研)

<昼食>

座長:滝沢慶之
13:30-13:50 (15+5)
超高エネルギー宇宙線(1) 佐川宏行(宇宙線研)

13:50-14:10 (15+5)
超高エネルギー宇宙線(2)  戎崎俊一 (理研)

14:10-14:40 (25+5)
ガンマ線で見る高エネルギー宇宙 手嶋政廣(宇宙線研)

<休憩>

座長:戎崎俊一
14:50-15:20 (25+5)
宇宙線ミューオンを用いた地球科学 田中宏幸(地震研)

15:20-15:50 (25+5)
中性子星とハドロン高密度相、そして超弦理論  橋本幸士 (理研)

15:50-16:10 (15+5)
新しいX線観測手法としての偏光観測  玉川 徹 (理研)

<休憩>

座長:牧島一夫
16:20-16:50 (25+5)
光格子時計が見るパーソナルスケールの相対論 香取 秀俊 (理研) 朝日新聞記事2012年11月5日18面

16:50-17:20 (25+5)
宇宙での原子分子物理 東 俊行 (理研)

17:20-17:30 (10+0)
concluding remarks 井上 一 (元宇宙開発委員・宇宙研)

18:00-20:00
懇親会(広沢クラブ) 3000円