Archive for August, 2011

巨大ブラックホールに星が吸い込まれる瞬間を世界で初めて観測

Thursday, August 25th, 2011

MAXIと米国の衛星Swiftおよび地上の望遠鏡の国際協力によって、今までに観測されたことのない現象がみつかりました。2011年3月28日に突然、39億光年遠方の銀河の中心に新しいX線源が出現したことを、Swift衛星が発見。速報を受けてMAXIのデータを調べたところ、こちらにも検出されていました。ちょうど地球の方を向いた光速に近いジェットからX線が放射されていると考えられます。そう考えることによって、遠方にありながらあまりにX線が強いことや、10分という短い時間で変動することが説明できるのです。(相対論的ビーミング効果)

出現前後のX線地図

出現前後のX線半天図

JAXA公式プレス発表は、こちらをご覧ください。ほかに、多数のメディアでも報道されました。

NASAによるイメージCGムービーです。

explain

イメージ・ムービーの説明:ブラックホールに近づいた星が壊されて、大部分が飲み込まれますが、その一部がジェットとなって噴出します