放射線帯モニタの運用開始

August 5th, 2009 by Mitsuhiro Kohama

放射線帯モニタ(RBM)は、MAXIに降りそそく粒子数を毎秒数え、粒子数が多くなる放射線帯に突入したときに、MAXIの検出器のひ とつであるガススリットカメラ(GSC)の観測を自動的に停止させるためのものです。そのため、進行方向(H)と天頂方向(Z)を向いているGSCカメラ のそれぞれ中央に取り付けられています。

本日GSCカメラの起動に先立ち、この2つの放射線帯モニタ(RBM)の起動を行いました。2台とも、正常に起動し、1日間観測して正しい計測を行っていることを確認しました。

MAXI起動開始

August 3rd, 2009 by Mitsuhiro Kohama

2009/08/03 09:41JSTに、つくば宇宙センターの「きぼう」運用室から、船外プラットホームのNO1ポートに対するPOWER ONコマンドを送信し、MAXIに電源が入りました。

続いて、今度は「きぼう」ユーザー運用室よりMAXIのデータ処理装置に対して、MAXI専用のコマンドを送信し、データ処理装置の各種設定や、サポートセンサの起動、および検出器のアナログエレキ部の起動を行いました。